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クロスメディア【くろすめでぃあ】

私たちは、相手に伝えたいことを表現するためにさまざまな手段を利用してきた。みなさんも手紙やメールなどを利用する時、文章を書いたり絵を用いたりするだろう。情報を伝える手段に利用するものをメディア(利用媒体)と言う。このメディアを利用し、伝えたい情報を表現し活用するのをクロスメディアと言う。伝えたい情報を伝えたいターゲットに効果的に伝えるためにメディアを組み合わせる広告手法だ。単一の情報であっても複数のメディアによって伝達することでメディアの持つ長所と短所が相互に補って相乗的な効果が期待できる。一つのメディアに一種類の情報だけでなくさまざまな情報を効果的に組み合わせて使う広告戦略である。例えば広告を配信する場合、紙広告にWebサイトへのアドレスやQRコードを記載しておくと興味を持った人がインターネットから簡単にアクセスできます。クロスメディアはマーケティング戦略に有効であると評価されている。

関連した単語

「AISAS」の法則

クロスメディアという言葉が生まれた背景としてWebサイトの普及があげられる。Webサイトが普及し、考えが生まれたのが「AISAS」の法則です。Aがattention(注意)でまず消費者に商品を知ってもらうことから始まる。Iはinterest(興味・関心)で消費者に商品やサービスへの関心を持ってもらう。Sがsearch(検索)で興味や関心を持った商品を消費者が検索する。Aがaction(行動)で検索して調べた結果を消費者が充分に評価した上で購入する。Sがshare(共有)で購入した商品やサービスの感想をブログやSNSに書き込んで周りの人と共有するという意味である。

クロスメディアを実行する際のポイント

クロスメディアを実行するポイントしてターゲットにするべきなのは「買わせたい顧客」ではなく「買いたい顧客」である。従来のマーケティングでは自社製品を購買させたい顧客に絞るという考え方が一般的だが、クロスメディアでは買いたい顧客を分析し生活場面に合わせるようにする。

クロスメディアのメリットとデメリット

4.1.1企業イメージの統一感をあらわすことができる。クロスメディアはさまざまな情報媒体を利用し、各媒体で企業のイメージをしっかり出すことにより消費者に対する企業イメージを統一させることができる。消費者からみて企業イメージの定着していない企業は信用できないと思われてしまうので企業イメージを統一することで企業は方向性を明確にでき、なおかつ消費者に安心と信頼を与えることができる。4.1.2段階的な宣伝効果が期待できる。カタログや広告からの誘導が出来る。さまざまな媒体からサイトに辿りついた消費者 は 質 が 高 く 購 買 意 欲 の 高 い 消 費 者 だ と 思 う 。 ネ ッ ト 以 外 か ら の 集 客 が 見 込 めるので新規事業を開拓するのに効果的だと言える。4.2デメリット一方、クロスメディアが懸念されている問題がある。各メディアが果たした役割や貢献度が明確にわからないということだ。他には消費者の主体性の欠如が懸念されている。クロスメディア戦略が消費者の能動化を目的としているのにもかかわらず、消費者側を企業側が設定したシナリオ通りに誘導しようとする考えがあるのなら大きな矛盾となる。他には人材の不足が問題にあげられる。各メディアのマネジメントだけでなく、統合的にマネジメントできる人材が限られており、今後の課題である。

問題

クロスメディアを活用することの利点について説明しなさい

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