授業の要点が分かる学生のための学習辞典サイト

ラムサール条約【らむさーるじょうやく】

ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)とは、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年 2月2日にイランのラムサール(カスピ海沿岸の町)で開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において、本条約が採択され、1975年12月21日に発効した、湿地の保存に関する国際条約である。

関連した単語

ラムサール条約締結国等の現状

2012年3月時点において、ラムサール条約の締結国は160か国で、同条約に基づいて登録された湿地数は1,997か所に登り、登録湿地の総面積は192,099,123ヘクタールとなっている。ラムサール条約締結国は、湿地の生態学上、動植物学上等の重要性を認識し、その保全を促進することを目的と規定に基づき行動しなくてはならない。ラムサール条約の主立った規定は次の通りである。ラムサール条約締約国は同条約第2条に基づき、自国の領域内にある国際的に重要な湿地を指定し、指定された湿地は国際的に重要な湿地の登録簿に掲載される。ラムサール条約締約国は、同条約第3条に基づき条約湿地の保全及び湿地の適正な利用を促進するため、計画を作成し、実施しなくてはならない。ラムサール条約締約国は、同条約4条に基づき条約湿地であるかを問わず、領域内の湿地に自然保護区を設けることにより湿地及び水鳥の保全を促進し、自然保護区の監視を行わなければならない。

ラムサール条約と日本との関係について

日本は、1980年10月17日に日本についてラムサール条約効力発生したことにより、背正式にラムサール条約の加盟国となった。日本における条約湿地の登録は、ラムサール条約加入の際に「釧路湿原」を登録して以降、締約国会議ごとに、日本各地の湿地を条約湿地として指定し、2002年の第8回締約国会議の時点で、日本の条約湿地は13か所となった。第7回締約国会議(1999年)で2005年までに条約湿地数を少なくとも2,000か所にするという決議がなされ、その決議を受けて環境省が中心となり、日本の重要な湿地のリストである「日本の重要湿地500」の中から、20か所の湿地が条約湿地として指定され、同年11月8日にその全てが同条約の登録簿に掲載された。その後、2008年には新たに4湿地を登録簿に掲載されたことにより、日本の条約湿地数は合計で37か所となった。

問題

2008年時点の日本の条約湿地数は

答えを見る

カテゴリ内ランキング

cacicoテキスト買取
cacicoテキスト