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アウトソーシング【あうとそーしんぐ】

アウトソーシングとは、ある企業が自社の業務や作業などを、外注することであり、アウトソーシングテクノロジーとはその外注する作業に関する技術のことである。アウトソーシングに類似する手法は従来、組織内部や関連企業同士、親会社子会社関係の企業間で小規模に行われてきたが、情報化社会の発展に伴い、様々な企業間の距離を縮めることは容易になってきた。そしてもともと深いコネクションがなかった企業同士が外注契約を結ぶようになり、これがアウトソーシングとして知られるようになった。アウトソーシングは狭い意味では「外注」であるが、広い意味では「外部の資源を利用する」ということである。

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アウトソーシングの特徴

アウトソーシングにはメリットとデメリットの両方が存在する。まずメリットは、外注することによって作業効率が向上することである。たとえばA社がa、b、cという作業工程を必要とした製品を製造するとして、bという作業は自社でやるよりもB社のほうがその分野に詳しく、より得意である、といった場合などにはbという工程のみ外注することで効率化が進み、コストの削減やより大きな付加価値を得られる。このように自社の作業の単純化や効率化に貢献できるというメリットがある。一方、自社ですべての工程をしないことからノウハウの獲得ができないことや、情報流出の危険性もある。さらに外注先の企業の事情による影響が生じることも問題となる。効率化という非常に重要なメリットを持つだけに、よく見極める必要がある。

アウトソーシングの例

かつて主流だったアウトソーシングは製造業などで、一部作業を外注するというものが多かったが、近年はITアウトソーシングとよばれるものが注目されている。これはものを作るのではなく、IT技術を提供するということである。もちろんハードウェアやソフトウェアなどの資源としての技術提供もあり、保守や管理、運用などの機能を技術として提供する事例も多い。たとえば製造業の企業がネットワークセキュリティを施したい場合、自社でシステムエンジニアを雇うより、セキュリティを専門とするアウトソーシングテクノロジーを外注するほうが効率的であったりする。特にIT技術に関しては、企業によってはまったくの別部門であるから、独自にIT部門を設けるよりも効率できであるといえ、様々な技術がアウトソーシングテクノロジーとして注目される。また、このようなIT技術などのアウトソーシングを複数請け負うことをマルチソーシングという。

問題

アウトソーシングのメリットおよびデメリットを述べなさい

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