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ソケット通信【そけっとつうしん】

ソケット通信とは、TCP/IPという通信プロトコルを利用した通信方式を指す。TCP/IPとは。TCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)を合わせたもので、複数のネットワークを接続することで、お互いを相互利用とし、通信可能とするプロトコルである。このTCP/IP方式をユーザのプログラムと接続する場合、それらを介する機能が必要となる。その機能をもつのがソケットである。具体的に説明すると、TCP/IP通信を行う際、コンピュータがもつIPアドレスとポート番号が必要となる。この2つを組み合わせたネットワークアドレスがソケットである。ソケットの開発にある背景としては、TCP/IPプロトコルを利用した通信プログラムを、容易・簡潔にする方法の模索があった。ネットワークを利用したプログラムの開発は複雑となったため、インターフェイスの役割を果たすソケットの導入は、効率化に一役買ったのである。

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ソケットの解説

TCP/IP通信において、一つのIPアドレスは多数のポートからなる。そして他のIPアドレスがもつポートと接続することで、同時通信が可能であるが、接続する際、両者の情報、つまりIPアドレスとポート番号の組を記す必要がある。この2つのIPアドレスとポートの結合を表すものがソケットであると言える。そして通信機能をもつアプリケーションがTCP/IPを利用する際のインターフェイス、いわばコンピュータ同士のあるいはアプリケーションとネットワーク間の連絡手段と言える。例えばあるアプリケーションがデータ通信を行うというプログラムを組み込んでいたとして、それを実行する際、ソケットを通信のための出力先と考えればよい。ソケットはその出力を受け、対象となる通信先のソケットに送信し、その送信先のソケットが送信先に情報を渡すという流れである。したがって、プログラム自体には、送信先の状況や事情を考える必要がなく、ソケットにデータを投げればよいのである。

ソケットの特徴

ソケットは前述のような機能をもつことから、利用者としては非常に使いやすい。その使いやすさにより、UNIXに採用されて以来、他のOSにも採り入れられるようになった。インターネットが普及し始めた頃は、UNIXOSを利用するコンピュータが多かったため、ネットワーク通信を介するプログラムやアプリケーションは、ソケット利用を想定して開発が進められた。その結果、その後他のOSにて同様のことをしようとすると、やはりソケットの機能を考慮したネットワーク通信を構築する必要がある。したがって現在、ネットワークを利用するプログラムを開発する際、ソケットを利用する技術は必要不可欠となっている。

問題

ソケットの役割について述べよ

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