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アセンブラ【あぜんぶら】

アセンブラとは、プログラミング言語を、CPUが理解できる機械語に変換するプログラム、つまりプログラムを作る人間とCPUの間をつなぐ変換器であると言える。ここでいうプログラミング言語とは、アセンブリ言語と言い、低水準言語である。低水準言語とは、よりCPUが理解しやすい機械語に近いプログラミング言語のことであり、人間にとっては理解が難しいとされる。

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アセンブラの動作例

まずコンピュータ(計算機)において様々な演算や処理を行うのがCUP(中央演算装置)である。一般的なコンピュータはそのCPUに様々な命令を送ることによって、処理を行い、その命令は人間がプログラムによって行っている。CPUは機械語しか理解できないため、人間が読める形の言語をアセンブラによって、機械語に変換する。 例)       プログラミング言語           「LD A 10H」   をアセンブラにて 機械語                                「0110 3E 10」   を変換する。 これはZ80というアセンブラによる例であるが、Aという数値を格納する場所に10という数字を入れる、という命令である。それを機械語に変換すると、メモリの0110という場所に10という数字を格納するということを行う。

低水準言語と高水準言語

プログラミング言語は、2種類に大別できる。それが低水準言語と高水準言語である。高水準言語は、人間の言語に近いプログラミング言語であり、C言語などがそれに該当する。高水準言語の特徴としては、プロセッサに依存した処理を書かなくてよいことや、メモリの領域や制御などの操作を意識する必要がないことである。例えば、高水準言語では、2つの数値を記憶させたい場合、それぞれの数値を記述するのみで十分であるが、アセンブリのような低水準言語では、同じメモリを重複して使用しようとしていないか、などに配慮する必要がある。

アセンブラの種類

アセンブラは、パス回数によって分類することができる。パス回数とは実行命令を出すために何回ソースとなるプログラミング言語(ソースコード)を走査(パス)するかという回数である。ソースコードを1度だけパスするアセンブラをワンパスアセンブラと呼ぶ。また複数回パスするアセンブラをマルチパスアセンブラと呼ぶ。マルチパスでは、最初のパスですべてのシンボルとその数値の表を作成し、それをもとに処理を進める。従来、よく利用されていたのはワンパスアセンブラである。アセンブラはパンチカードなど物理的な命令入力を行っており、それゆえマルチバスでは複数回のパスのためにカードの入れ直しの必要があったからである。現代では、そのような処理の必要がないため、マルチパスも多く採り入れられている。

問題

アセンブラは高水準あるいは低水準言語のいずれを扱うか、またその言語はどのような特徴をもつか

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