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アイドマ【あいどま】

アイドマとは、AIDMAと正式には記述され、マーケティングにおける消費者の購買心理のプロセスに関する仮設のモデルのひとつである。これは1920年代にアメリカのマーケティングの専門学者であるローランド・ホールによって提唱されたものである。具体的に述べると、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(最終的な購買)という、消費者がある商品に対し、発見・認知・知覚し購買に至るまでの一連の心理的な段階を示している。アイドマとはこの5段階の心理変化を示すプロセスモデルであり、「アイドマ理論」と呼ばれることもある。

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アイドマ理論のプロセス

アイドマモデルは上述の5つの段階よりも大別し、まず3つの段階に分けて考えることができる。「認知段階」「感情段階」「行動段階」の3つである。これは消費者の所作を示しており、購買に至るまでは「認知(商品の発見)」、「感情(思案や思考すること)」、「行動(購入)」の3動作が基本となっている。そしてそれぞれにアイドマの各要素が割り振られており、「認知」にはA(注意)が、「感情」にはI(関心)、D(欲望)、M(記憶)が、「行動」にはA(行動)が当てはめられている。つまり「感情」のセクションで、消費者は「関心」を持ち、それが「欲望」に変化し、購買意欲が発生し、「記憶」という商品についてより深く知る、あるいは商品のよく記憶するという心理変化が示されており、ここが重要なファクターであると言える。では具体的にアイドマの各要素を説明する。A(注意)は新聞やテレビ・ラジオなどの広告によって注意を引くこと、I(関心)は商品に興味をもつこと、D(欲望)は商品をほしいと思うこと、M(記憶)は商品についてのデータなどを覚えること、A(行動)は最終的な購入を行うことである。

他のプロセスモデル

アイドマ理論もある一つのモデルを構築しただけであり、他にもより消費者の心理に似ていると考え、構築されたモデルがある。それが「AIDAモデル」「AIDCAモデル」「AIDASモデル」の3つである。「AIDAモデル」は、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Action(最終的な購買)の4つの過程からなり、アイドマと異なるのはMemory(記憶)の段階がないことである。次の「AIDCAモデル」は、「AIDAモデル」に加えConviction(確信)がある。アイドマモデルと比較すると「記憶」が「確信」と入れ替わっている。最後の「AIDASモデル」では「AIDAモデル」に加えて、最後にSatisfaction(満足)がある。アイドマモデルと比較すると「記憶」を除き、最後に「満足」という購入後の心理までを一連のモデルとしている点が特徴である。いずれも「実際の行動」と「心理状態」を組み合わせたモデルであることが特徴である。

問題

アイドマプロセスの流れを説明しなさい。

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