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オペラント条件付け【おぺらんとじょうけんづけ】

オペラント条件づけとは、動物(人を含む)が自発した反応の直後に報酬など特定の刺激を与えることで、その反応が生起する頻度を変化させる実験手続きであり、アメリカの心理学者スキナー(B.F.Skinner)が考案した条件づけの手法である。動物に様々な行動課題を訓練するための方法として広く活用されている。

関連した単語

基本的な用語と手続き

条件付けの対象とする自発反応をオペラント反応,またはオペラント行動。その直後に与える報酬などの刺激を強化子(reinforce)、強化子を与える操作を強化(reinforcement)と呼ぶ。オペラント条件付けの基本は,オペラント反応—強化子の関係(強化随伴性contingency of reinforcement)を設定し操作することである。報酬のように,与えることで反応の生起頻度を増大させる強化子を性の強化子(positive reinforce)、険悪性の刺激(嫌な匂いや暗闇、マイナスの要因)のように,それを取り去ることで反応の生起頻度を増大させる強化子を負の強化子(negative reinforce)と呼ぶ。例えばラットにレバー押し反応を行わせるためには,レバー押しというオペラント反応と餌という正の強化子の愛大に強化随伴性を形成し訓練することになる。訓練を効率的に進める上でもっとも肝心な手続きはオペラント反応の直後に強化子を与えること(即時強化:immediacy of reinforcement)である。 オペラント条件付けの要点は3つにまとめられる。まずは、刺激がその第1点。もうひとつは、それに対する反応。そして、それによって導かれた、結果の3つで「三項随伴性 three-term contingency」といわれている。 1つ目の「刺激」によって、次の反応が左右される。この刺激のことを「弁別刺激 discriminative stimulus」、そして、この弁別刺激によって、オペラント反応がコントロールされることを、「刺激性制御 stimulus control」という。レスポンデント条件付けと同じように、似たような刺激に反応する「般化」、それを区別する「弁別」。 3つ目の「結果」は、それが次の行動を起こしやすくさせるか否かという性質を持ち、この性質のことを「強化 reinforcement」、この結果のことを「強化子 reinforcer」という。強化には、行動をより起こしやすくさせる性質を持つ「正の強化 positive reinforcement」と、その反対の性質を持つ「負の強化 negative reinforcement」という2種類がありそれぞれ、強化子が存在する。一般的な行動を見てみると、オペラント反応はいつも単独で起きるというものではなく、レスポンデント反応が組み合わさって起こることも少なくない。

レスポンデントとオペラントというのは行動の分類

レスポンデント行動は特定の刺激に誘発される行動で,反射や本能行動(動物行動学的意味での)がこれに含まれている。生まれつきの誘発刺激(無条件刺激)と もともと無関係な刺激(中性刺激)を同時に与えることを繰り返すだけで、もともと無関係な刺激が誘発刺激(条件刺激)に変化するのがレスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)。

行動随伴性

行動随伴性(behavior contingency)とはオペラント行動の自発頻度の変化とそれが自発された直後の環境の変化との関係をいう。行動随伴性には、 1.好子出現による強化(正の強化) 2.好子消失による弱化(負の弱化) 3.嫌子出現による弱化(正の弱化) 4.嫌子消失による強化(負の強化) の4種類がある。

問題

レスポンデント条件づけと動物のトレーニングの関連性について。動物のトレーニングにレスポンデント条件づけが重要なのはなぜでしょうか。

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